劇団GAIA_crewプロデュース meteor（ミーティア） 第1回公演『メビウス』

窪真理（太田プロダクション）

お芝居を観た時の没入感が好きです。
メビウスでは、時空を越えるいくつもの記憶をご覧になるでしょうが、今回それをどのように皆さんにお見せできるのか、まだ想像もつきません。

過去に幾度も演じられてきたメビウスですが、いま望月さんと私が紡ぐ本作がどんな物語をお届けできるのか今からとても楽しみです。

リモート公演というこの特殊な状況は、妥協でなく挑戦です。暗中模索ですが、今の私の全てをぶつけてメビウスに挑戦していくので幕が上がる瞬間を楽しみにしていてください。

望月英（プロダクション・エース）

実は一度、僕は加東さんからの「メビウス」出演のお誘いをお断りしています。

僕は何度か客席でこの作品を観劇させて頂いているのですが、その中での、園崎さんと土性さんご出演のメビウス。

「自分が演じる事があるなら、技術が届くならこう演じたい、こう観せたい、届かせたい」と思い描いていた「理想のメビウス」が正しくそこにあったのです。

自分の理想を目の当たりにした以上、自分が演じてもそこには及ばない。及ぶ事が今の僕には出来ない。 そう思っている物をお客様にお出し出来ないと思っていました。

でもお断りをした後、「芝居ってそういう物か？自分の理想云々でない所に、今、その時々でしか観せられない物もあるのが芝居じゃないのか？」  と、ずっとモヤモヤが残っていました。

そんな中、頂けた二度目のお誘い。  今まで観たメビウスとは異なった観せ方での挑戦。

窪さんとは御一緒するのは初めてですが、今だからこそ、この形だからこそ、そして窪さんとだからこそ出来る「二人の記憶を探る旅」、僕達の全力を持って皆様にお届け致します。

田村望琴

生まれてきて20年、人間のつぼみのような自分に、この作品を理解し表現し伝えることが出来るのか…。
素敵な役者の皆様、そして作品から人としての養分を吸収し、成長しようと思います。

(本当に2人っきりの空間で創られる世界は、きっと特別なもの。)

全5組、10体のアンドロイドが紡ぐ彼らの物語を、その窓から、ぜひご覧ください。

つぼみ、頑張ります。

後藤大輔（劇団GAIA_crew）

今年の頭に縁あって落語に挑戦させていただいた時に｢これからもいろんなことにチャレンジしよう｣と思ったのも束の間、緊急事態宣言で自粛の日々…

どうしたものか、なんて言い訳をする暇もなく代表から｢メビウスやるから｣と言われ、｢わかりました｣と返事をしたわけです。

二人芝居も、朗読劇も、無観客配信も僕には初めてのチャレンジ。いろんなプレッシャーはありますが、まずは皆さんに楽しんでいただけるように、自分も楽しみたいと思います！

奥宮キエラ（劇団GAIA_crew）

「ハラカラ・コエダス・レクイエム」以来の久々の舞台になります。

前回はたった数日の間に起こった小さな家の中の出来事。
今回は気の遠くなる時間を遡る旅。
前回の役と全く違う、今まで演った事のない、今まで沢山の方が演じられた作品にチャレンジさせて頂くので、緊張感も半端なくありますが楽しみで仕方がありません。

時空を超えた「思い」が届きますように…

三橋亮太（劇団GAIA_crew 副代表）

GAIA_crew副代表就任後、初の公演となる訳ですが、余りにカロリーの高い作品で戦々恐々としております。

相方は衣装担当でお馴染みキエラさんです。

いつもは一緒に小道具作りとかしてますがまさか二人芝居作ることになるとは…。朗読劇も初挑戦ともはや一周回ってワクワクしてきました。

そんなこんなで頑張ります。